2011年02月17日

安芸高田市の町おこし

山形並みの平均気温と、山と田んぼ以外にあまり目立つものがない安芸高田市。
しかし、安芸高田市にはサンフの練習場、ユース施設があることから町おこしに利用しようと目論んでいる。
JFAアカデミー誘致へ調査
  安芸高田市は新年度から日本サッカー協会(東京)のJFAアカデミー誘致に向けた調査研究を本格的に始める。同市はJリーグのサンフレッチェ広島の練習拠点で、サッカーを軸に、市を全国に発信したい考え。実現すれば、全国3番目となる。

 JFAアカデミーは日本サッカー協会が中学、高校生を対象に将来の日本サッカーを担う選手の養成を目指して設立。現在は、男女の選手を育成する中高6年制の福島(福島県)と中学男子だけの熊本宇城うき(熊本県)の2カ所ある。

 安芸高田市吉田町にはサンフレッチェが練習に使う吉田サッカー公園、同ユースの練習場や寮がある。

 これまで、浜田一義市長たちが日本サッカー協会などを訪れ、誘致を打診、好意的な感触を得ているという。市の誘致構想では、熊本宇城のような、中学男子を対象にしたアカデミーを描いている。

 アカデミーの施設は協会が建設する。熊本宇城の場合、メーンやサブなど複数のグラウンドや寄宿舎がある。市は、既設の両アカデミーを参考に、吉田サッカー公園周辺などを候補地とし、必要な用地規模などの調査を進める方針。

 また、市は、生徒の受け入れ校に吉田中を想定。練習や試合などへの参加が、授業単位として認定可能かどうか、文部科学省や県教委と調整に入る。

 浜田市長は「夏までに調査報告書をまとめ、協会に正式に誘致を打診したい」と話している。
手持ちの資源の掘り起こしだと、費用もそれほどかからず町おこしに繋げられる。ぜひ実現させてもらいたい。
安芸高田市の方たちが日頃からコートの雪かきをしたり、ユース生の通う吉田高校で便宜をはかったりしてくれるのでサンフも恩返しをしたくなる。

ユース選手袖に安芸高田市章
  サンフレッチェ広島は今シーズンから、ユースチームの新ユニホームの右袖に「安芸高田市」の文字と市章を入れる。

 同市はサンフレッチェ広島のホームタウンで、吉田町の吉田サッカー公園でトップチームやユースが練習している。ユースの三矢(みつや)寮もあり、選手は吉田高に通っている。

 サンフレッチェ広島の森脇豊一郎企画部長兼広報部長は「安芸高田市はチームの活動拠点。お世話になっている感謝の印」と話し、「スポンサー料」はなし。浜田一義市長は「市の名前が全国的にアピールできる」と喜んでいる。新ユニホームは2月半ばごろ発表予定。
こういういい関係が続くといいな。
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2009年03月14日

サンフレッチェ広島対大宮アルディージャ(プレビュー)

■プレッシングサッカー対ポゼッションサッカー
大宮は前線からの激しいプレスが持ち味。対するサンフはプレスをいなすパスサッカーで対抗と、ある意味お互いの特長を出し合っての戦いが予想される。
積極的なプレスというと、サンフサポは甲府を思い出さずにはいられない。昨シーズン、圧倒的な実力差がありながら苦手とした甲府。ここまでプレッシングサッカーと相性が悪いのかと実感したはずだ。
しかし、サンフサポであれば半端なプレスは軽くといなしてパスを繋げるシーンを何度も見たはずだ。
来週にはプレスの強い鹿島を控えていることもあり、自分たちのパスサッカーがどれだけJ1で通用するかの試金石となるはずだ。

■とはいうもののハンデ戦
実は大宮は野戦病院かと思われるくらい出場できない選手が多い。デニス・マルケスはケガで帰国、パク・ウォンジェは右膝内側側副靱帯損傷、キャプテンの小林慶行も足の故障で離脱中。ラフリッチも腰痛で出れないのでは…という噂もあり、森崎浩がいないサンフよりも状況は厳しいといえる。互いのベストを基準にした戦力の充実度はサンフのほうが上といえる。

■ミキッチの出番が待っている
ミシャ就任以来の大宮との対戦成績は2勝1敗と勝ち越している。大宮の監督も張監督に代わってはいるが、選手たちにもやりやすい意識はあるはず。「慟哭の壁」マトは確かに脅威だが、ハイボールでの突破よりもチームでの崩しを狙うサンフにとってはそこまでの脅威とならない。しかも、今節は初顔合わせとなるミキッチがいる。サイドの突破力に秀でたミキッチであれば、サイドの突破から中央の層を薄くしてくれるに違いない。そうなれば、高萩、柏木の2シャドーと裏への動きに秀でた寿人が縦横無尽にかき回せるスペースが確保でき、得点の機会が増えるに違いない。

次節はホーム開幕戦を勝利で飾り、開幕戦の勝利がマグレでなかったことを証明するだろう。
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2009年03月07日

サンフレッチェ広島対横浜Fマリノス

■前半
前半3分。ストヤノフがクリア気味に蹴ったボールがボールが狩野のところへ。森脇は競るために最終ラインから少し前へ。代わりにアオが最終ラインへ。狩野との競り合いに森脇が完全に負け、綺麗なパスがルーキーの渡邉へ。渡邉は落ち着いてボールを足元へ転がしファーへシュート。ボールはポストに跳ね返りゴールネットを揺らした。ルーキーが開幕スタメンで落ち着いてよく決めた。将来が怖いかも。

最初のセットプレーで、自分のマークが中澤さんだとわかった。単純に競っては負けてしまうので、できるだけ動いてフリーになれれば、と考えていた。(槙野)
前半18分。右サイドのミキッチが相手にボールをあててCKをゲット。キッカーはミキッチ。ミキッチが上げたボールは遠めに構えていたファーの森崎和へ。森崎和はストヤノフへ。ストヤノフはゴール左前のキーパーの出づらい位置へクロス。クロスと同時に後ろからダッシュする槙野。中澤はユニフォームを掴んで逃すまいとするが、槙野は中澤を引き摺りながらヘディング。ボールはゴール右上に決まり同点へ。
森崎和へパスが渡った時点で横浜はラインを上げて対応したがサンフのほうが一枚上手。ラインを上げたことで空いたゴール前のスペースをうまく活用した。

僕たちは、個の力に頼るサッカーはしていない。マークが僕に集中しても、誰かが出てくる。その誰かにマークがつけば、自分があく。一つのボールにたくさんの選手が動きをつくっていくのが自分たちのサッカーで、それが2点目につながった。(佐藤寿人)
続いて前半24分。アオがカットしたボールを左サイドで待つ服部へパス。服部が持ち上がるのを見て、高柳がダッシュして前線へ上がる。抜かれてはならじと横浜のDF3人は高柳に張り付く。服部は高柳へ渡すとみせながら、そのまま上がってきたアオへパス。このままアオがいくのか…とみせかけて、フリーとなった寿人へスルー。高柳、アオにつられて左側に寄っていたところを寿人が右端へ叩き込む。サンフお得意のフォーメーションプレーで抜き去った。

3点目のシーンは、GKが出てきたから、そこをかわしてシュートまで持っていきたかった。だけど、思ったよりもトラップが外にいってしまい、シュートは難しくなった。ただ、中で(佐藤)寿人と(柏木)陽介がいたので、しっかりと見てパスを出した。(ミキッチ)
前半38分。ストヤノフからミキッチへのロングパス。ミキッチと中澤が競り合い、中澤がひざをつく。ミキッチの前には広大なスペースが。GKがスペースを埋めるべく前へ飛び出してくる。GKをかわしてシュートに持ち込みたかったが、ボールが右サイドの深い位置へ流れてしまう。そこで中央で待つ寿人へ折り返す。栗原が寿人をスライディング。寿人も倒れたところで榎本が転がりながら奪取を試みる。しかし、ボールは高柳がキープし、フリーとなった柏木へパス。これを柏木がゴールへ流し込んで3点目。
中澤がミキッチの突破を許したことが失点の原因ともいえるが、その後のプレーにおけるサンフの詰めの速さも大きく影響している。ミキッチの突破時点では誰もいなかったのに、ミキッチからのパスでは3対3の構図を作り出すことで、ゴール前の争いを制した。
これこそがミシャの掲げるサッカーだ!

続いて前半42分。森崎和が渡邉からボールをカット。こぼれたボールは最終ラインの森脇へ。森脇はアキへバックパス…のつもりがそこにアキがいない。しかも、アキが前に出たところを逆サイドへ転がす形に。アキも必死で追いかけるが追いつかない。ボールはかろうじてポストにあたり、跳ね返ったボールをアキがクリア。危なかった。

■後半
後半6分。アオのインターセプトから前線の寿人へのスルーパス。これが見事とおり絶好のチャンス…というところで中澤が寿人してゴール前のFKをゲット。FKのキッカーはストヤノフ。ストヤノフが軽く蹴ったボールはジャンプしたカベの頭の間を抜け、ゴールへ吸い込まれる。ゴール裏から見てた限りでは、カベでボールが見えず、突然ボールが現れた感じだった。あれでは榎本も反応できないだろう。
追いつきたかった横浜にとって、さらに突き放したこの1点は大きい。

後半24分。横浜のCK。キッカーは狩野。ファーへのクロスに中澤と栗原が一緒に飛び込む。森崎和がクロスをクリアしようとするが、惜しくも届かず。栗原が押し込んで4-2。

その直後の後半25分。槙野が遠目からミドル。DFがこれを弾がボールは寿人の足元へ。寿人は縦への突破をはかり、DFをひきつける。ひきつけたところで、センターの槙野へ折り返す…が、狩野、栗原に前後を囲まれたせいか、槙野のヘディングはゴールポストの上へ。
後半26分。高柳を下げ、盛田を投入。1点目、2点目ともに高さで負けてるので、空中戦のスペシャリストの盛田を投入。盛田は最終ラインに入り、ミシャとしては珍しく4バックのフォーメーションをとる。その直後、ミキッチからのクロスをクリアしたボールが狩野へ。狩野がバックパスしようとしたところを、後ろからアオがカット。そのままシュートを放つが、榎本のファインセーブで防がれる。続いてのCKもニアへ森崎和が走りこんで狙うが、これも榎本が弾く。

その後、横浜は追いつこうとするが、ゴール前のアイデアが足りず、残り10mが遠い。結局、4-2のまま守りきり、開幕戦初勝利はサンフのものとなった。

■前半がすべて
開始直後は小椋、渡邉、狩野が積極的にプレスをかけていたのでやりづらそうだったが、前半15分ぐらいから前線からのプレスが緩くなり、全体が下がり気味に。おかげで前半20分過ぎぐらいからは余裕をもったボールキープができ、ポゼッションを優位に立てた。
後半3-1と後がなくなった横浜は前がかりに。前半と入れ替わり横浜が攻め、サンフが守る形となった。ただ、サンフが攻めの形を持っていたのに対し、崩しのパターンがなかった横浜は最前線へパスを放り込むだけだった。その差が点数として現れた。

■勝つには勝った…けどね
4点と大量得点で勝ったが今日は安い失点が気になった。
たとえば1点目。槙野は左側の兵藤についていたが、兵藤が右へ抜ける動きをした時点で追随せず、ゴール前で余った形になっていた。仮定の話をしても仕方ないが、最前線に張ってた渡辺、兵藤に槙野が食いついていればこの失点は防げたかもしれない。
前半42分のバックパスからあわやオウンゴールのシーンにしてもアキと森脇のコミュニケーションがうまくいってないからだし。
DF陣の連携にはまだまだ向上の余地があるように感じた。
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2009年03月01日

遅まきながらの契約更改情報

そろそろ2009シーズンが始まるので、このサイトも復活しますよ。
まずは年末年始にメモしていた契約更改情報から。

名前 提示額 去年 交渉日 UP率
寿人 4,800 4,300 12月19日 112%
服部 4,100 3,800 12月25日 108%
森崎和 4,000 3,300 12月18日 121%
下田 3,300 4,300 12月25日 77%
森崎浩 3,000 2,700 12月27日 111%
柏木 2,200 1,800 12月28日 122%
青山 2,000 1,500 12月25日 133%
槙野 2,000 1,400 1月1日 143%
ハンジェ 1,800 1,500 1月9日 120%
高萩 1,300 750 12月28日 173%
盛田 1,200 1,200 11月30日 100%
久保 1,100 1200 12月25日 92%
森脇 1,100 700 12月27日 157%
佐藤昭 1,000 660 12月27日 152%
高柳 900 750 1月9日 120%
平繁 900 660 12月25日 136%
桑田 750 720 12月25日 104%
ストヤノフ
橋内 480
遊佐 420 11月30日 C契約
清水 C契約
丸谷 C契約
横竹 C契約
内田 C契約
篠原 C契約
岡本 C契約
新加入
ミキッチ 4,000 12月26日
西河 12月15日 ←徳島(レンタル終了)
中島 12月18日 ←千葉
楽山 900 12月11日 ←千葉
12月20日 ←広島ユース
レンタル中(IN)
中林 1月20日 ←鳥栖
契約終了
ユキッチ 35万ドル 2月3日 →クロアチア・セスベテ
ダバツ 3,000 5月21日 退団
戸田 4,000 12月1日 退団
木寺 1,200 11月30日 →金沢
前田 1月19日 →大分
結城 2,000 レンタル終了
額の分かってる寿人〜桑田までを足すと、昨年から4000万の総額アップ。
昨年にチームの中心として活躍した寿人、森崎和はさすがの金額に。
22-4歳の選手層が薄いのを反映してか、1500万前後の選手が少ない。

厚みのある選手層を作るためにも、若手が台頭し、1500万越えの選手が増えてほしいところです。
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2009年01月13日

おめでとう、皆実

今年の皆実がここまでやるとは…

皆実が初V 高校サッカー
第87回全国高校サッカー選手権大会最終日は12日、東京・国立競技場で決勝があり、皆実(広島)が鹿児島城西(鹿児島)を3―2で下し、初優勝を飾った。広島県勢としては1968年の山陽以来、41年ぶり9度目の頂点に立った。

電子号外1 電子号外2藤井監督インタビュー


組織で守る皆実が大迫に個の力で突破され、得点を取れずに負けるパターンを予想していたところを見事にひっくり返してくれた。
準決勝の鹿島学園と同様に、圧倒的な中盤の勝利。
大迫がいかに超高校級といえど、ボールを供給されなければ怖くない。というわけで、皆実は中盤を厚くしてセカンドボールを拾いまくる。拾ったあとは左サイドからの突破を狙う。左サイドの浜田は決勝のキーポイントとなっており、ここからの突破で相手の守備陣形を崩しにかかった。
前半20分は4人がかりでも大迫を止められなかった。最後はクリアしたボールを胸でトラップされて先制される。よくクリアボールを足元に落とせるもんだ。
皆実も負けてない。その3分後、左サイドからのクロスをワンタッチでファーから折り返してゴール前へ落とす。そこを走りこんできた金島がやはりワンタッチボレーで決める。ボールを左右に振って相手を崩し、ダイレクトプレーで決めるのはサンフみたいだな。
その後の前半はずっと皆実が主導権を握るものの、点が取れない展開が続く。このまま一点が遠いとカウンターが怖いな…と思ってたら、狭いスペースから二人をかわして谷本がシュート。これが決まって2-1。

後半、7番に変えて14番を投入。この14番がなぜ前半から出なかったのかというほどうまい。ゴール前付近の攻防では1対1では抑えきることができない。大迫以外にも二人がかりでないとバランスがとれないのは厳しい。案の定、14番が1対1を制し、決定的なパスを供給されて失点。
皆実はそれでも気落ちすることなく、モードを守備から攻撃に切り替える。右サイドをドリブルで駆け上がって、センターライン付近から最終ラインまで一気に運ぶ。そこから相手のサイドを一人で崩して、ゴール前へクロス。キーパーがクロスを弾こうとするものの届かない。ファーに待っていた金島が決めて3点目。そのまま試合終了まで逃げ切って初優勝を決めた。

なんといっても去年は一点も取らずにベスト8まで行ったほどの堅守のチーム。準決勝から金島が覚醒し、点が取れるようになったことが点の取れない皆実を優勝に導いた。
おめでとう、皆実。
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2008年12月01日

混沌とする3位争い

サンフは、寿人のワールドクラスのボレーで勝利。熊本は思い出作りに来期いなくなる選手を全員起用した。それに合わせるかのように、サンフも橋内、桑田、清水と若手を起用。
相手のモチベーションが高く、こちらのモチベーションが低い割には良く勝てたもんだ。

今節が全部終わったので淡々と昇格争いを更新。
愛媛はサンフに続いて2度目のお見送り。
最終節のセレッソも昇格の可能性があるだけに、3度目のお見送りは阻止したい。
仙台が今節負けてしまったため、仙台、セレッソ、湘南の3チームに入替戦の権利が残った。
仙台は今年こそ昇格したいところ。今年昇格できないと来期のスポンサー収入も危なそうだし。

最終節のサンフの史上初の勝ち点100とともに、入替戦も目が離せない。
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2008年11月11日

高萩の髪型を追跡!!

仙台戦の洋次郎を見た嫁さんから「高萩って髪型をよく変えるわりにもさっとした髪型してるよね」と指摘が。
確かに洋次郎は、サンフ公式にのってる茶髪からパーマになって、ばっさり切った記憶が。

気になってWeb上の画像を調べてみた。
ソースは紫熊倶楽部、J's GOALとyoutube(スカパー)から。

1月:しっかり茶髪。そして長髪
2月:色が変わって短くなってる
3月:パーマをかけてみました
5月:けっこう伸びてる
6月:ばっさり切ったw
9月頭:まだマシ
9月末:髪が膨らんでる。爆弾みたい

6月以降はあまり長くしたのを見た記憶がない。
一方で、最近は伸ばし気味だから、1月に向けて髪を伸ばしてるんだろうか。
ただ、伸ばす前に床屋に行ったほうが良いような気もするけどね。
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2008年11月09日

これで昇格は決まりか?

サンフはアウェイらしい選手+サポ+審判の13人を相手によく頑張った。
今節は引き分けでも仕方ないな。
引き分けなら川崎戦へのダメージも少ないだろう。

上位6チームの結果が揃ったところで星取りシミュレータを更新。

山形は全敗しない限り3位以上。仙台も2勝1敗でも湘南以下に抜かれない。
これは2位山形、3位仙台で決まりか。
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2008年11月05日

広島の呪い発動?

広島の呪いとは、サンフに初白星を献上したチームは同年か翌年に不運に見舞われるというもの。
1999年の降格制が始まってから2005年までの7年間、猛威を振るった。

サンフ様はオリジナル10らしく、対象をJ1に定めておられるようです。
2003年も経営危機に陥った鳥栖ではなく、天皇杯で最初に倒したJ1勢である京都と考えるとやっぱり降格してる。

1999年 広島 4-1 浦和⇒同年に世界で一番悲しいVゴールで降格。
2000年 広島 1-0 川崎⇒同年に降格。
2001年 広島 1-0 札幌⇒翌年に降格。
2002年 広島 5-1 札幌⇒同年に降格。最終戦の札幌戦で呪詛返しを受けた広島も降格。
2003年 広島 2-0 京都(天皇杯)⇒同年に最下位で降格。ただし、対戦時には降格が決まっていた。
2004年 広島 2-1 C大阪⇒変則レギュレーションのため15位で残留できたが、通常なら降格。
2005年 広島 4-1 東京V⇒同年に降格。
2006年 広島 1-0 大宮⇒同年の降格は免れた。
2007年 広島 4-2 F東京⇒去年の大宮とまとめて呪詛返しを受け、広島が降格。
2008年 広島 1-0 東京V(天皇杯)⇒?

最近は2006、2007と呪いが発動しなかったので、呪いも終わったかなという印象を関係者に与えてたけど、ところがどっこい今年は発動するかも。
今回は放っておくと残留もありえたため、みずから追い討ちをかけたサンフ様。
来年、ヴェルディに呪詛返しを受けるのはイヤだなあ。
posted by まる at 05:17| Comment(2) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月02日

サンフレッチェ広島対東京ヴェルディ

■どちらがホームだ?
今年初のJ1勢との対戦ということで、モチベーションの高いサンフ。選手だけでなく、サポーターにもその意識は強い。西が丘はヴェルディホームのはずだけど、会場の半分は紫が侵食している。最近は関東のサポーターが増えてるのか、9月の横浜FC戦もそうだった。3連休で広島から遠征に来た人も多かったみたい。勝ち続けるとサポーターは増えるね。やっぱり。


■決めろ! 寿人
前半開始直後、ヴェルディからのプレス。J2との個人の能力差に戸惑ったせいかサンフは押され気味に。普段ならストヤノフから組み立てるところが、今日はディエゴが執拗にプレスに来る。攻撃の起点となるストヤノフからのパスの精度が低いので、リズムをうまく掴めない。
序盤こそ押されたものの、サンフは次第にヴェルディの動きに慣れてきて試合を落ち着かせ始める。一方のヴェルディは流動的なポジションチェンジを繰り返すサンフの攻撃に慣れておらず、いい感じにパスが通る。パスが通るようになれば、こちらのもの。槙野、森脇、ストヤノフらのDF陣も交代で攻撃に参加できる。正のフィードバックを受けてポゼッションがどんどん高まっていく。
この流れの中から、26分と40分に決定的なチャンスが二度も生まれる。

26分のプレー。森崎和のパスを森崎浩が受ける。受けた浩司は素早く寿人へ。これがうまく通り、ゴール前の決定的なスペースで寿人が一対一の局面。あとは入れるだけの局面で、もたついてシュートに持っていけず。
続いて40分、左サイドから柏木がクロス。ゴール真正面には寿人。寿人はボレーを撃つだけ。ところがこのボレーがなんと枠外へ。

どっちか一本でも決めてればのちのち楽だったのに…といっても寿人自身がそう思ってるだろうな。


■ディエゴ、退場
ちょっと触ったら相手が倒れたので、(ファウルをとって)審判が笛を吹いた。そしたら、相手が挑発してきたから、自分も向かっていった。そしたら、相手が倒れて、こっちはレッドになってしまった。(ディエゴ)
この試合の大きなターニングポイントは前半のロスタイム。
ここまで圧倒的なポゼッションから、この試合の課題だったディエゴの封じ込めに成功。封じ込められたディエゴにしてみたらストレスの溜まる展開この上ない。
そんななか、アキからのパスをストヤノフが受ける。この時点でアキに詰めていたため、ディエゴはストヤノフの後ろから襲いかかる形に。ドリブルで前に運ぶストヤノフに対し、タックルするディエゴ。倒れるストヤノフ。この時点で笛は鳴っていない。ファウルになるかどうかは微妙なところ。だが、ここでボールを奪われたら絶対のピンチ。後ろには誰もいない。
ストヤノフはここで…ディエゴがキープできないよう倒れながらボールを手で払った
家本の笛が鳴る。
立ち上がって抗議するストヤノフに対してディエゴが文字通り襲いかかる。またも倒されるストヤノフ。さらに追討ちをかけようとするところに家本が割って入ってディエゴにレッドカード!
続いてストヤノフへもイエローカード。

ストヤノフの行為も得点機会阻止に見えた。それが家本に見えなかったのか、二人ともレッドにしたら試合が荒れるからイエローにしたのかは分からない。ただ、あの局面で被害者のストヤノフにレッドを出していたら確実に試合をコントロールできなくなっていた。そういった意味ではイエローは妥当な落としどころと言える。


■前半飛ばしすぎた代償
後半は相手が10人に減ったこともあり、一方的なサンフペース。
J2でもそうだけど、攻めを捨てた相手のゴールをこじ開けるのは本当に難しい。ゴール前には人が密集しておりろくにパスが通らない。こういった場合、普段ならボールを持ったまま引いて、プレスをかけに来た相手を釣りだす作戦を取るが、引いたヴェルディは後ろで回すのならとプレスにも来ない。
仕方ないので、ミドルを狙ったり、強引な崩しをしかけたりするが、やはりうまくいかない。
攻めあぐねたまま15分が経過。ここで槙野が足をつって動けなくなる。前半から積極的に攻めあがっていただけに限界が早かった。

ここでミシャは高萩を投入。森崎和をDFに下げ、引いた相手用の布陣に切り替える。
J1相手に実力を試すいい機会ということで、モチベーションが高すぎたのか。他の選手も足がつり始める。次は森崎浩。いったんはプレーを続行したものの、運動量ががくっと落ちている。その次は青山。頑張ってプレスをかけたり、積極的にミドルを放っていたが、34分に高柳と交代。続いて37分には森崎浩を下げて右サイドへ楽山を投入。右サイドにいたハンジェは真ん中にコンバート。

この後半30分ぐらいは、高萩がひとりでポジションチェンジをするものの、二人目、三人目の動きが出てこない、お互いに足が止まっていた時間だった。32分にはハンジェのクロスからゴール前で寿人が受けた形もあったが、GKとの距離が近すぎてトラップしたボールを抑えられたしまった。
それ以外は攻めも次第に単調になり、何の工夫もなくショートパスでこじ開けようとして失敗する。去年の連敗時にも見た悪癖が顔を覗かせてきた。


■天皇杯男、高柳が決めた!
ゴールシーンは、前にスペースがあったから、飛び込んだ。ラク(楽山)さんとは、飛び込んだ時に目が合って、『(ボールを)ちょうだい、ちょうだい』って(笑)。それを見ていてくれた。いいボールが入ってきたから、右足のインサイドで決められた。(高柳)
結果的にこの交代が図に当たる。運動量が少なく、結果として限定されていたパスコースがだんだんと増えてくる。特に、右サイド近辺は特に顕著で楽山、高柳、高萩らが連携して突破口を開き始める。
38分には楽山が右サイドを抜けて強烈なシュートを放つが、これはGKが正面でキャッチ。40分には楽山からのスルーパスがゴール前に待ち構えていた高萩に通りかけ、続く41分には服部からのクロスを高萩がヘッド叩き込む。これもGK高木がビッグセーブ。
このまま延長戦に突入するのかと思われ始めた44分、楽山からのクロスを高柳がニアで受けて決める。

2007年の天皇杯準決勝でもガンバ相手に点を取ってるし。高柳は天皇杯だと短い出場時間でいい仕事をしている。天皇杯のジンクスボーイということで、天皇杯中は天皇杯男と呼ぶことにしよう。

試合はロスタイムになるが、サンフが悠然とボールをキープしてそのまま試合終了。
終わってみればシュート数17本対5本という数字が示すとおりの無事に勝利を収めることができた。
まずは勝ててよかった。次も頑張ろう。
posted by まる at 20:33| Comment(2) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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