2006年11月23日

皇国の守護者

皇国の守護者 1 (1)皇国の守護者 1 (1)
佐藤 大輔 伊藤 悠

集英社 2005-03-18
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既刊本を一通り読み終えたのでやっと感想が書けるようになった。
ちなみに、漫画が4巻まで、小説は9巻まで出てます。


明治時代の日本を彷彿とさせる「皇国」と、ロシアを想像させる「帝国」の戦いを描いた作品。
我々の世界と異なり、剣虎兵や導術、龍が登場するファンタジー要素を追加している。

■あらすじ
突然の帝国による皇国の北領侵略に対し、皇国は北領を防衛するため、迎撃を開始した。
主人公、新城直衛は剣虎兵部隊の中尉として、この迎撃戦に参加したのであった。
これが、長きに渡る帝国と皇国の戦争の開始であり、英雄の誕生した戦争であった。

■小説版の感想
ファンタジー要素ありの近代戦はどうなるか。
ファンタジー要素を歴史に組み込み、火器、戦略、戦術をシミュレートしている。
そういった意味ではハードSFともいえる。

戦記もの特有の軍隊関係の知識がないと小説は読みづらいところもあるが、作中で解説もあるので読めなくはない。
上官の命令には服従しなきゃならんし、すべての策がうまくいくわけでもない。
主人公は単なる一中尉であり、できることに限りがあるなかで、シビアな現実に悩みながら全力を尽くすという姿勢は読んでいて好感を覚える。

巻を重ねるにつれ、主人公やライバルはミスをしなくなり、キャラクターの描写からもリアルさが失われていくのは残念。
そのほうがキャラクターとしてはカッコいいけど、軍記ものを読んでるというよりはライトノベルを読んでるよう。
一巻の刊行から10年経っているので、時代の変化にあわせて作家も変化せざるをえないのかとも思うけど。


■漫画版の感想
漫画版は小説版を原作にしているが、人物描写にかなり修正が施されているし、ストーリーも一部変更している。

命乞いする盗賊を容赦なく殺すのが最初の情景。
ちなみに、このシーンは小説にはない。
シーンのインパクトの強さとキャラクターの説明を一瞬でやってしまうあたりにタダモノではないと感じる。
人物描写に神経を集中できるの強みなのか。

小説では数ページかかる説明も一枚のカットで説明できるのが漫画の強み。省略するのもアリだし。
小説版も面白いけど、漫画版は輪をかけて面白い。

戦記ものが好きな人にはオススメの一冊です。
posted by まる at 12:53| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア-

ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア-(通常版)ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア-(通常版)

スクウェア・エニックス 2006-06-22
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最近ずっとCivilizationVばかりやっていたので、目先を変える意味で買ってみた。
前作は結構楽しんでやったけど、今回はどんな感じだろう。

■戦闘システム
前作のシステムを引き継ぎながら一部手直し。
相変わらず 通常技 < 決め技 なので、通常技を組み合わせて決め技に持っていくのが楽しい。
誰の通常攻撃で崩して、誰でゲージをためて、と考えながらやるのがいい。

欠点は、範囲攻撃が中心なのと、パーティ全体での回避を前提としているせいか、パーティを分割して大量の回復アイテムと時間さえかければ勝てないボスでも勝ててしまう。
パーティを分割してるせいで決め技も使えないおかげで、ちくちくと地道に通常技で攻撃するしかなく、ストレスがたまる。
この辺は戦闘システムのバランス取りに失敗してる。

■アイテム
購入できるアイテムでもどうにかできるけど、敵の部位を破壊することで入手できるアイテムを材料にして、武器、防具を作るのは楽しい。
どのアイテムをどの敵が落とすか分からないから、あちこち探し歩くことになるけど。
作成できるアイテムの種類を増やし、一通りではなく複数通りの作成方法を準備してくれるとより面白くなりそう。

■エインフェリアの扱い
今回のエインフェリアって…道具?
キャラごとの固有イベントもなきに等しいし、決め技も共通。使おうという思い入れが沸きにくい。
前作のようにエインフェリアごとのイベントや、キャラ固有の決め技ぐらい準備してほしかった。

■シナリオ
ヴァルキリープロファイルの続編じゃないと思えば我慢できる範囲。
6年も昔の前作からアリューゼ、レナス、レザードといったキャラクターを出したり、
前作のラストをシナリオの根幹にすえるのはどうかとは思うけど。
それよりは、エインフェリアを出す意味を考えてほしかった。

あと、レザードを出すんだったらもっと変態にしないと。
あんな大人しいレザードなんて、レザードじゃない。

■総括
イベントや決め技をスキップできたり、セーブポイントの数を工夫したりと、丁寧に作ってある。
雑魚をちゃんと倒していけばバランスも取れてる。
前作の人気に頼ってるのが見え隠れするのと、細かいバランスがとれてないのが気になった。
posted by まる at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月08日

ベットの事件に関するサンフへの処分

Jリーグからサンフへのペナルティは妥当か?を書いた手前、最後まで結論を見るということで。

日刊スポーツスポーツ報知などで報じられていますが、ベットの傷害事件に関してJリーグからサンフレッチェに処分が下りました。

処分は予想どおりの「譴責」。
ここがおかしいJリーグのペナルティでも書いたように、暴行事件に関して解雇処分というのは厳しめのペナルティだと思います。
札幌のウィル選手が2003年に暴行事件を起こした際には、罰金+出場自粛だったし、千葉のサンドロ選手が強制わいせつ事件を起こした際には罰金+水原への移籍です。ベットに関しては被害届けも取り下げられ、起訴猶予となっているにも関わらず処罰されているので(サンドロは実刑確定後に処罰)この2例よりも厳しい裁定がクラブに下ることはないと踏んでいました。
サンドロ、ウィルの両ケースともクラブへの処分は譴責だったので、今回のサンフへの処分は想定の範囲内でした。

練習日の午前4時の出来事とはいえ、ベットには厳しい処分だったというのが個人的な感想です。鬼武チェアマンの発言と、ベット自身がミシャの構想外となっていたことが、解雇という処分の一因ではないでしょうか。
決定事項とはいえ、あまり後味のよくない結果でした。
Jリーグ全体として罰則基準の統一をお願いしたいですね。
posted by まる at 01:26| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ばいおはざーど

(注意!) 食事中の方には不快な内容が含まれています。読まないことをオススメします。それでも読む?
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