
■久しぶりの試合
やっぱりスタジアムはいいね。3ヶ月も観戦できないと試合に飢えてくる。
トルコキャンプでの話はいろいろ聞くけど、実際のところはどうなんだろ。
ワンチョペ、福西といった大型補強をしたFC東京と、
主力選手の残留が最大の補強という広島という対照的なチームの対決。
お金があればFW層を厚くしたいけど、赤字が続くチームとしてはしょうがないところ。
現有戦力でどこまで戦えるか。どこまでサンフは強くなったのか。
この試合でその一端が分かる。
さ、試合だ。
■綺麗なパス
去年に比べての最大の進化はパス。
鷹の目かと思えるほど、全体が良く見えてる。
左サイドの服部から、反対サイドの駒野のサイドチェンジを何回やったことか。
浩司とウェズレイには人が張りついてても、駒野にはついてないことが多い。
駒野はのびのびとプレーしてた。
また、追い越す動きも去年より進化していた。
柏木があちこちに出没し、パスの受け手として縦横無人に走り回る。
前へ後ろへパスを出し、空いてる選手を見つけたらサイドチェンジ。
相手を左右に振り回す綺麗なパス。
一点目、左サイドの服部がフリーの駒野にパス。
駒野が前線に出したマイナス気味のパスを柏木がスルー。
注意が柏木と駒野に向いていたDFを振り切った寿人がしっかり決めた。
二点目は超速攻。FC東京が前がかりになったところをカウンター。
やっぱり駒野からのパスを寿人がまたもや決める。
押せ押せムードの中の三点目は柏木から。
駒野が前を向かせてもらえないところを柏木が救出に。
駒野からボールを引き取った柏木がシュート。
これは惜しくもGKに弾かれるが、こぼれ球をウェズレイが押し込む。
ここまで押せ押せの試合はそうはない。
ゴール裏に流れる楽勝ムード。
FC東京サイドは葬式のように静まり返る。
■FC東京の逆襲
開幕でここまで一方的になるとFC東京にも火が入る。
後半開始直後、柏木が倒れて痛んでいる隙に攻める。
ルーカスがシュートを決めて一点返す。
サンフは抗議に注意が向かってディフェンスがおろそかになってしまった。
審判が流してるのに集中を切らすサンフが悪いとはいえ、ちょいと汚い。
それだけFC東京が必死ということか。
これにブチ切れたのがウェズレイ。
今日はイマイチ切れが悪いにも関らず発奮する。
失点後、下田からのキックを受けた寿人の速攻。
シュートはおしくもバーで弾かれるが、そこにウェズレイが詰めて4点目。
FC東京の得点で落ち込みかけた雰囲気を救ったのがこのゴール。
嫌なムードを弾き飛ばすいいタイミングのゴールだった。
次の失点は飛び道具。
馬場のFKをルーカスがピンポイントで頭に当ててゴール。
その後もFC東京の攻めは続く。
結構危ないシーンがあったようだが、平山の決定力の低さに助けられる。
平山がヨンセン並みパフォーマンスを出せたら違う展開になったろうに。
■ひ ら し げーーーー
後半40分、ウェズレイに代えて平繁の投入。
ウェズレイは風邪明けということもあり調子悪そうだったし、
実戦経験を積ませるにはいい場面ということでしょう。
ユースからの昇格後、即トップ出場!
ドリブル突破をかけたり、必死でボールを追ったり、
裏へ抜ける動きを見せたりと、時間が少ない割に結構アピールできた。
前俊を抜いて第三のFWになっちゃえ。
その後は得点も入らず4-2で終了。
俺たち強いんじゃね。
■おまけ
その1:柏木チャントの進化。
本日大活躍の柏木だが、微妙にチャントが進化してた。
いつものやつ :かしわぎ ドンドンドン かしわぎ ドンドンドン
新しいチャント:かしわぎ ようすけ(ドンドンドン) かしわぎ ようすけ(ドンドンドン)
手拍子にかぶせるように別パートでようすけを入れるように進化。
本人の希望どおり「ようすけ」がはいるようになりましたw
その2:寿人のお誕生日
寿人の誕生日がもうすぐだから、
スタジアム内でお誕生日おめでとうの色紙がまわされてた。
書いときゃよかったな。
その3:あれ?
帰宅してからスカパーのダイジェストを見てると、サポーターが画面に入ってる。
…よく見たら自分も映ってた。