2008年03月10日

サンフレッチェ広島対ザスパ草津

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■草津のゲームプランにハマるサンフ
開幕戦だけあってどちらも勝利がほしい試合。
敷島競技場が一杯になるくらい観客が来てるだけあり、草津としては負けられない試合。

草津のゲームプランとしては、高い位置からプレスをかけ、なるべく前線でボールを奪取。
高い位置からのハーフカウンターで攻撃時にリスクをとりすぎるサンフから得点を狙う。
得点をとった後はカテナチオばりに守備を固めて勝つ。
下位チームが上位を狙う場合のセオリーともいえるパターン。

実際、前半の草津は狙い通りの戦いが90%はできていた。
寿人を警戒してか、ライン設定が低くなる草津。
サンフは中盤まではそこそこ回せても、ゴール前のパスはことごとく草津のDF陣に絡め取られる。
特に前半は攻撃が右サイドに偏りすぎたきらいがあり、人が密集してプレーしにくそうだった。
うちは甲府じゃないんだから、バックパスでもいいから混雑から抜け出してサイドチェンジをすればいいのに。


■ヤングドラゴン、吼える
時代のサンフを担う男、平繁龍一。今日は平繁が大活躍。

31分、二人に囲まれながらも高萩へクロス。残念ながら不発に終わる。

45分、盛田から高萩へパス。この時点で高萩の選択肢は三つ。
(a) 自分で受けてドリブル
(b) サイドの寿人へヒールでパス
(c) ゴール正面の平繁へパス。
高萩は迷わずワンタッチパスを平繁へ送る。良い位置で受けた平繁はドリブルで突破をはかる。
DFをわずかに振り切ったところで、ファーへシュート。GKはなんとか弾くが、ボールはまだ残っている。
そこをペナルティエリア外から走りこんできた青山が押し込んで先制。
草津にしてみれば、警戒していた時間帯に取られてしまったという感じ。

71分、前線の森脇から青山へバックパス。青山が左サイドの服部へ絶好のフィード。
ノーマークの服部が中央を確認する。
ゴール前には高萩と平繁。DFは一人だけ。
ふわっとした柔らかいクロスにあわせて、高萩と平繁が並んで飛ぶ。
DFはニアの高萩を消すが、ボールはピンポイントでファー平繁へ。平繁が頭で合わせたボールはゴール左上に突き刺さる。
これで2-0。
寿人がマークを引き受けてくれたおかげもあるけど、1アシストに1ゴールと大活躍。ドリブル突破も冴えいた。


■攻守ににらみを利かすストヤノフ
ストヤノフは攻守両面で貢献していた。
21分の島田に振り切られたシーンは危なかったものの、それ以外のシーンはラインを危なげなくコントロール。
相手にシュートらしいシュートもさせず、サンフDF陣を統括していた。
後半、相手の運動量が落ちてプレッシャーが減ってくると自身も攻撃に参加。
ドリブルから絶好のフィードを繰り返し、攻撃にアクセントをつける。

たとえば87分、ストヤノフがドリブルで持ち上がった高萩へパス。高萩は中央で待つ寿人へ折り返す。
寿人はプレッシャーが厳しく前を向かせてもらえない。
そのまま攻撃に上がってきたストヤノフへバックパス。
これをストヤノフが強振するが、シュートは無情にもバーへ。

似たようなことを槙野もやってたけど、槙野のパスはかなりの確率で相手に絡め取られてた。
二人が攻撃に出たときの守備はどうしてるんだろう…と最終ラインを眺めてたら、浩司が空いたスペースに入ってた。本来はOMFの浩司がDFまで下がるのよw
むしろ浩司が攻撃に行けよ。


■相手のミスに助けられた試合
今回は勝つには勝ったが、相手のミスも大きく作用しているように感じた。
たとえば、17分の熊林のプレー。
熊林にボールが転がってくる。位置はミドルに絶好の距離。
これはミドルが来る!木寺だったらヤバい!と見ていたら、熊林は目測を誤りシュートタイミングを逃す。
しかも、いったんボールを止め、それからサイドへパスを出す始末。

45分のアオの得点シーン。アオの前にいたDFはボールウオッチャーになってしまい、アオのペナルティエリア侵入に気づいてない。
おかげで、アオにこぼれ球を決められてしまった。

54分のプレー。高萩がシュートを撃つべきところで、クロスを上げてくれた(しかもパス失敗した)から助かってる。
あそこでシュートをファーストチョイスにしない高萩もかなりヘタレだけど、なぜ絶好の位置で高萩がボールを受けれたか。
それは、平繁がキープしてたボールをDFが自陣ゴール方向へ向けてプッシュしたせい。
そんなリスキーな角度で狙わなくとも、サイドに押し出すようにするべきだろう。

71分の得点シーン。失点シーンだけみると、2対1の状況でDF陣はノーチャンスに見える。
しかし、その前のプレーでは高萩と平繁には一枚ずつマークがあり、服部に近いゴール前にも一枚残っていた。
服部にボールが渡った時点で、ゴール前の選手が服部をケアに出て、もう一人が交代でゴール前に入る。
残った一人のDFが何をしていたか。服部をケアするべきか、ゴール前を固めるべきかで迷ってしまい、どちらにも動かなかった
それで数的優位を築かれちゃダメだろう。
J1上位クラスなら失点したとしても競り合いには持ちこんでいる。

正直、今日のデキでJ1中位以上と戦っていたら、良くて引き分けの内容だった。
前半のサイドチェンジの少なさや、マーク相手への寄せの甘さ、裏を狙う動きの少なさなどは去年の悪いサンフと同じ。
連携はこれから充実させていくにしても、去年の課題の修正はお願いしたい。


posted by まる at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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