2007年05月20日

サンフレッチェ広島対ジェフユナイテッド市原・千葉

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試合のデータとかはこちらで

■一匹の猛犬、11匹の犬を喰らう。
終わってみれば、ウェズレイショーというしかない試合。

一点目、ルーズボールの競り合いで奪ったボールを右サイドの寿人へ。
前半5分、寿人がドリブルで駆け上がりながら、ウェズレイへパス。
ジェフとしてはオフサイドを仕掛けようとしたGKとの隙間をウェズレイに抜かれる形になり、ちょっと遠いながらもキーパーと1対1。
やばいと感じたキーパーの立石が前に出てチェック。いったんはじくも、ペナルティエリア外でウェズレイが保持。
枠に飛びそうなセンタリングを上げたところで、DFの中島が手 を 伸 ば し て ゴ ー ル か ら か き 出 す
どこのバレーボール選手だ。お前は。
ウェズレイに抜かれたのが中島だったんだから、GKの代わりにウェズレイのチェックにいけば、GKは下がってキャッチできたろうに。

しかもかき出したボールは寿人が拾ってゴール!
…なのに、サンフのアドバンテージは認められず、中島のイエロー+PK。
流してくれりゃいいのに、とも思ったけど、後で確認したら、手でかき出した瞬間に笛が鳴ってたから、アドバンテージのとりようがないな。
キッカーはウェズレイ。立石が読み勝って弾くも、ボールはゴールネットを揺らす。

二点目はショートコーナーから。
前半23分、ウェズレイがいったん柏木に預けたボールを受け取り、シュート性のクロス。
グラウンダーのボールの方向を変えようと寿人が足を伸ばすが届かない。
水本の伸ばした足もわずかに届かず。
この二人がブラインドになったせいか、立石も触れず、股間をボールが抜けていく。
入るとは全然思えなかったが、これで二点目。

三点目はコンビプレイ。
前半36分、空いたスペースでボールを受けたウェズレイ。水本がルートを防ぐようにチェック。
そこで、池田と中島がついている寿人へパス。水本はボールを追いながら寿人につき、代わりに中島がウェズレイに体を向ける。
この瞬間、池田と中島の間にスペース、意識の双方に微妙な隙間が生まれる。
すかさず寿人が池田と中島の間のスペースへボールを折り返す。
ウェズレイが受け、キーパーと一対一。
後ろから追いついた池田がウェズレイを押すも、全く動ぜず、ファーサイドに意識が向いたキーパーをおちょくるようにニアへシュート。
これが決まりハットトリック。
ウェズレイが3本の矢を立て続けに放ち、倒れるサンフベンチ。
こういったパフォーマンスはいいね。

他にもキーパーが前へ出すぎてると感じたら70m超のロングシュートを撃ってみたり、この日のウェズレイは見ていて楽しかった。


■点差ほどではない実力差
見ていて感じたのは点差ほどではない実力差。
ジェフの選手はよく走る。
セカンドボールはよく拾われるし、パスも攻守の切り替えも早い。
前半23分に追加点が入ったため、かなり一方的なムードになったが、その前まではジェフの猛攻でいつか点が入れられるという雰囲気があった。
特に新居が胸トラップ一つで巻の前に転がしたパスは決定的で、パス一つで一対一まで持ち込んだ。下田が弾かなければ、試合は全く分からなくなってただろう。
他にもCKのボールを弾いたりとヒヤッとしたシーンはいくつかあった。

ただ、ミシャもよく言う二列目、三列目からの飛び出しは少ない。
3点取った後はサンフが引き気味に構えていたこともあり、DF陣を混乱させられない。
自然と横パスが増え、攻めさせられてる感じになる。
羽生が無駄走りで機会を作り、新居がなんとかシュートを撃つが、ゴールネットまでは届かない。
攻め手にあと一手足りない印象を受けた。


■堅固な守備陣、復活の予感。
この日は守備陣が大活躍。
完全に崩されたと感じたのは新居の胸トラップからのパス一本。
あの時は盛田と戸田がマークの受け渡しに失敗してた模様。
後で、戸田と盛田が話し合ってたし。
それ以外は、巻対盛田、新居対森崎和という構図を作り、どちらかが左右にずれたら戸田がマークを引き受けて対応していた。
後ろ目に守ったこともあり、守備の面では水野の一点のみ。
その一点も、水野と下田が接触後、ボールが運悪く水野に引っかかって残った感じだった。
確かにそれもケアできるといえばその通りだが、今までのアホみたいな守備陣のミスからの失点と比べるとはるかにマシ。
盛田は巻を完全に押さえ込んでたし。
少しずつ成長してる守備陣を感じた。


■ジェフのための涙雨
天気の良かった前半とはうって変わり、後半は風が強く、雲が集まり、天気が怪しくなってくる。
新居が受けたボールを羽生へパス。羽生がワンタッチで左にいた工藤に出し、そのまま上がる。
工藤がクロスを上げようとしたところで、盛田が羽生をケアすべく寄せる。
工藤、クロスを上げる。盛田、ボールへ走る。羽生、ボールにタイミングを合わせながらダイビングヘッド!
ガ ン
盛田と羽生、お互いの頭がぶつかる。倒れる両者。
盛田は比較的軽症で、すぐに○が出る。
羽生はしばらく動けない。スタジアムで見てたときはさっぱり見えなかったので、何やってんだという感じだったが、ビデオで見ると凄い…。
白目を向きうつ伏せになる。仰向けにさせると頭をガクガク振る。羽生を押さえつけるチームメイト。
タンカが寄るも、落ち着くまではタンカに乗せることすらできない。
そして、このアクシデントを悲しむかのように雨が降り、雷が鳴り始める。
羽生の退場を悼むかのような涙雨。
パスサッカーに雨は厳しい。
次第に雨足を強くしながら、攻めきれないジェフの動きを鈍くしていく。
そのまま試合は動かず、試合終了。
最後のロスタイムは短かった気もしたが、あの豪雨では試合中断もやむなしだから審判の判断があったのだろう。

■悲喜こもごものサポーター
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サンフサポは前節の横浜戦の後ということもあり、大喜び。
何人ものサポーターが上半身裸となり、雨の中で勝利の歌を歌い続ける。
帰り支度を始めるサンフサポを尻目に、ほとんど動かないジェフサポーター。
怖 い
無言のプレッシャーをひしひしと感じる。
雨がやむのをスタジアムで待っていると、サポーターの間から「社長出せ」のコールが。
職員らしき人物が出てきて対応するも、「社長出せ」コールはやまず、前後策を考えるためか職員が戻っていく。
このあたりで帰ってしまったので、その後の顛末は分からなかったが、どうも補強を約束して解散となったようだ。
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水曜日にはナビスコ決勝リーグ行きをかけた再度の対決が待っている。
どこまで今日の課題を克服してきているか、楽しみでもあり、怖くもある。




posted by まる at 16:00| Comment(0) | TrackBack(1) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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