2007年12月10日

ミシャを続投させる4つの理由

J2に落ちることになった我らがサンフですが、久保社長の英断によりミシャが監督を続投することに。
監督を交代する方が周囲からの批判も少なく簡単なのに、あえて茨の道を進む久保社長。

個人的にはミシャ続投が決まって来年も頑張って応援しようと決めました。
ミシャを推す理由は何か。


(1) 証明済みの育成能力
柏木、青山、槙野、平繁らは元の才能があったにしろ、あのスピードで才能を開花できたのはミシャの影響抜きには考えられない。
また、代表へ送りこんだ実績もある。

A代表、五輪代表経験者(『』はその時点での召集)
ミシャ加入前
 A代表:『寿人』、『駒野』、下田、小村、戸田
 U-23:森崎浩、池田

現在
 A代表:下田、『寿人』、『駒野』、戸田
 U-23:『柏木』、『青山』、森崎浩

2人→4人と倍増しているうえに、駒野、柏木はチームの中心として活躍している。
他にも、槙野、桑田、平繁、高柳の定着にも成功しており、強力なユースを持つサンフとは相性がいい。
これだけでフロントが残留へ揺れる理由が分かる。


(2) 選手引止め策の一環
選手達からも慕われており、先日の京都戦前にも「残留が決まったら是非この監督でやりたい」というコメントもあるぐらい。
選手も人間。自分たちのせいで降格した監督が来期も指揮を執るというのであれば、
育ててくれた恩に感じて、残留を表明してくれるかもしれない。
J2で戦うにあたり戦力の流出を少しでも防ぎたいところ。


(3) J1昇格後への布石
J2で戦うにはミシャのサッカーは相性が悪い。
だからといって監督を代えて、カウンターサッカーを指向したとして、後に何が続くのか。
主力は流出し、カウンターサッカーで昇格してもJ1で戦える戦力とならず、翌年に降格。
京都、福岡と同様にJ1とJ2を往復するチームになる可能性が高い。
それよりは一年なら博打を打っても面白いと思う。


(4) 観ていて楽しいサッカー
現代の「強い」サッカーの一つがカウンターサッカーなのは間違いない。
浦和は、守備に人数を割き、しっかりと守ってからカウンターの一発を狙う。
相手が前がかりになったところを個の力で突破し、一点を決めて守るサッカー。
勝てなかったとしても、堅い守備で引き分けを計算できる。
それが観ていて楽しいか。
しかも、FWの力が足りなければ、引き分けしか取れない試合が続いてしまう。
そんなサッカーよりは、ミシャの標榜する美しいパスワークからの崩しを見たい。


以上がミシャの続投を希望する理由だけど、いくつか要望も挙げたい。

(a) 硬直化した選手起用の見直し
第1戦の京都戦のように、ダメな選手は前半でさっさと見切りをつけてほしい。
また、レギュラー陣が不調なら、チーム内競争を加速させるために、もう少し控え選手を起用してほしい。
ミシャは、勝負がかかってる試合でも、90分選手交代なしか、70分過ぎの二つしかパターンがないのが残念。


(b) 4バック、または2ボランチへの移行
攻撃に力を入れているのに点が取れないのが問題なのか、守備が悪いのかは議論の余地があるとは思う。
個人的には、攻撃で点を取るには運も必要と感じる。
計算だけで点が取れるのなら、京都戦の2戦目は前半で1点、後半30分以降で1点は取れてることになる。
中盤を2ボランチにするか、4バックにするかして、後ろのメンバーを増やしてほしい。
特に相手が引いて守りがちなJ2では必須。
闘莉王のように上がって相手DFのマークを混乱させるほうが、効率的だし。


(c) 汗かき役の起用
昔の柏木が担当していたような、中盤の汗かき役はミシャサッカーには必須。
シーズン終盤のように全員が走らないと、ミシャサッカーは行き詰る宿命にある。
最近は柏木が偉くなって走らなくなったので、潰れるぐらいの勢いで走るハンジェなんかが代役には適任。


いざとなったら第1シーズンまでで選手の残留と勝ち星だけ稼いで、第2シーズン以降は監督を代えて頑張るしかないよな。
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2007年12月03日

サンフレッチェ広島対ガンバ大阪

■入れ替え戦は確定だけど…
入れ替え戦は99%確定のため、主力の温存と若手の抜擢のため、大幅にメンバーを入れ替え。

戸田:出場停止
森崎和:出場停止
ストヤノフ:出場停止
ウェズレイ:右脚痛
桑田:大腿二頭筋肉離れ(全治3週間)
青山:五輪最終予戦で負傷(全治2ヶ月)

層の薄いチームでこれだけメンバーが抜けるとさすがにキツイ。
代わりにDF:盛田、吉弘、MF:高萩、ハンジェが入ることに。


■カウンターといつもの失点
前半7分、に押されてる形からカウンターが発動。高萩のDFラインの裏ギリギリのパスから、駒野-ハンジェ-駒野とワンツーに繋げ、駒野が絶好のクロスを配球。そこをファーで待ち構えていた寿人がヘッドで決めて先制。
久しぶりにいい崩しからの得点を見た気がする。
その後は、ガンバを必要以上にリスペクトしてしまったせいか、ラインを深く取りすぎる。おかげでゴール前に人が密集するわ、クロスは上げられまくるわといいところなし。こりゃ崩されるなと思ってみてたら案の定。27分にゴール前でバレーにマークを振り切られてしまい、一対一に持ち込まれて同点に。


■控えメンバー、活躍
そんな中でもハンジェ、高萩は精力的に走り回っていた。昔の陽介がそうだったように、スタミナが切れる勢いでプレスをかけたり、空いたスペースを埋めたり、裏のスペースへ抜け出すといった地道な作業を繰り返す。
後半には、駒野、服部、寿人を、陽介、浩司、遊佐に交代。浩司はいつものポジションとして、服部の代わりに遊佐が、駒野の交代で空いた右サイドにはハンジェが、ハンジェのポジションに陽介が入り、平繁1トップの3シャドーに変形。

前半も運動量があったが、後半もその勢いが継続する。
普段なら、最終ラインからMFへボールをつなぐところで苦労し、陽介、浩司のポジションでチャレンジングなパスをして簡単にボールを失ってしまうプレーが多い。今日は違った。日ごろからミシャが言っている、少ないタッチでの細かいパスワークが復活。ボールの動きが普段より早い。詰まればすぐに後ろに戻し、後ろからサイドを変えたり、前を向けるパスを出す。もらった方もすぐに次のパスを出す。スペースが空いているようならドリブルで仕掛ける。
そう。見たかったのは最近のサッカーじゃなくて、こういうサッカーなんだ。
リーグ3位のガンバに対し、高萩がGKと1対1の局面で決めてたら勝てた、というぐらい互角以上に打ち合っていた。


■どうした、下田
今日の下田はいいとこなし。
全体的に反応が遅いとは思っていたが、相手に決定機を渡してみたり、ミスキックを連発したりといいとこなし。80分の二川のミドルはいいシュートかもしれないけど、反応すらできないのはひどい。これで勝利どころか1-2に。


■槙野、意地のゴール
このまま試合が終わるかに見えたロスタイム。素晴らしいパスワークからCKをゲット。
時間的にもほぼ最後のプレー。最近はCKの決定率が異様に低かったので、これで敗戦かと半ば覚悟を決めていた。
キッカーは陽介。蹴ったボールはピタリと槙野に合い、槙野が押し込み同点に。
ガンバは急いでリスタートするが、これで試合終了。

下田の不調は気になるけど、最近の試合の中ではずば抜けていい試合だった。
久しぶりに見てて楽しいサッカーを見せてもらった。
これを水曜日にもつなげてほしい。
posted by まる at 06:55| Comment(1) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月12日

サンフが激戦に敗れる?

今日のエルゴラにちょっと面白いアンケートが載ってた。

読者が大予想。激戦を制するのはこのチームだ!
Q1のズバリ優勝チームは?は省略。気になる方はエルゴラの売り上げに貢献してください。

Q2.自動降格するのは?
順位チーム(順位は24節)得票率
1横浜FC(18位)88.2%
2大宮(16位)7.5%
3甲府(17位)2.4%
4大分(15位)0.8%
5千葉(14位)0.6%
6名古屋(10位)0.1%
7神戸(11位)0.1%
8FC東京(12位)0.1%
9広島(13位)0.1%


Q3.入れ替え戦に進むのは?
順位チーム(順位は24節)得票率
1甲府(17位)39.9%
2大分(15位)30.4%
3大宮(16位)14.2%
4千葉(14位)7.9%
5FC東京(12位)3.3%
6横浜FC(18位)2.2%
7神戸(11位)1.0%
8広島(13位)0.8%
9名古屋(10位)0.3%


Q2の自動降格で横浜FCに票が集中するのはデフォ。
あの勝ち点差をひっくり返すのは難しいというのが大方の見方。
横浜FCを外してアンケートをとっても良かったくらい。
逆に、入れ替え戦に進むのは?で、横浜FCの順位が低いのは自動降格の可能性が高すぎるからでしょう。

面白いのがサンフ。
アンケートの順位がおおむね現在の順位どおりに並んでるのに、サンフは順位どおりに並んでいない。
11位の神戸や12位のFC東京よりも降格する可能性が低いというのがエルゴラ読者の見方。

サンフがいいサッカーをしてるからこの順位なんでしょう。
よしよし。

え? 減点法で考えて神戸やFC東京より悪い材料がないというのが理由?
そんなの聞こえませーん。
posted by まる at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月02日

サンフレッチェ広島 対 横浜FC

IMG_2934.jpg IMG_2937.jpg

試合内容はこちらで。

■サンフサポ、集まる
今日のサンフサポは集まりが良かった。
ビッグスワンでの新潟戦ではスタジアムの端っこに身を寄せ合う格好だったのが、
今日のゴール裏は立見がでる始末。
レッズや新潟なら違うだろうけど、スタンドの後ろに人が立って観戦する光景はサンフではそう見れない。

この日の入場者数は6,341人なので、サンフサポが多かったというよりは
三ツ沢のアウェイゴール裏のキャパが小さいせいなんだろうけど。
それでもゴール裏が紫に染まる光景は気持ちよかった。


■機能しない両サイド
前半、いつもどおり駒野を基点に攻めあがろうとするが、
マッチアップした中島がいい仕事をして、深いエリアでフリーにさせない。
絡みつくようなディフェンスで突破を防ぎ、クロスもコースを絞らせるため
駒野が仕事をさせてもらえない。

では反対サイドの服部はというと、こちらは浩司のサポートが弱く、
深い位置からクロスは許してもらえない。
結局、寄ってきたウェズレイに渡すか、自分で中央に切れ込むしかない。
おかげで、ウェズレイ、柏木の二人が攻撃を組み立てていたが、
正面から横浜FCのDF陣を崩すのは容易ではない。


■あと、数10cm
そんななか、次第に横浜FCが主導権を握り、攻撃を組み立ててくる。
サンフとしても崩されてる局面は少ないが、ズルズルとゴール前までボールを運ばれる。
ペナルティエリア内に危険なボールが何回も入るが、横浜FCの選手がいないため危機を逃れる。
一番危なかったのが、前半20分過ぎのプレー。
クロスと思われたボールがそのままゴールを襲う。
ゴールから飛び出しかけていた木寺がかろうじてゴール外へかきだす。
その後のセットプレー。三浦からのクロスがファーサイドへ渡る。
ファーサイドから頭で折り返したボールを和田が頭で合わせる。
完全に崩されたため、これで1点か、と思われたボールは運よくポストに弾かれる。
この1点が入っていたら違った展開になっただろうから助かった。


■ミシャ、早期に動く?
前半37分、浩司を下げて桑田を投入。
確かに浩司は足が動いてないし、攻守の切り替えは遅く、
今日のパフォーマンスはいまいちだったけど、
ミシャが前半で選手を交代させるのは初めて。

前節でも浩司の体調が良くないという話はあったので、
パフォーマンスよりは体調のせいなんだろう。

後半14分には途中出場した桑田を下げ槙野を投入。
このときはストヤノフと戸田の間のスペースを使われていたので、
槙野をそこに入れてラインを固くするという狙いは分かる。
ただ、交代相手が前日の発熱をおしてプレーしてる柏木ではなく、
前半に交代した桑田というのはひどい仕打ち。
実際、桑田は顔を歪めてとてもくやしそうだった。
その悔しさを次にぶつけてくれ。


■スキをついたり、つかれたり
後半9分、ストヤノフがボールを持ち上がるり、右サイドの駒野へパス。
カウンター気味だったせいか、駒野が久しぶりにフリーでボールを受ける。
マークがつく前にすかさずクロス。
寿人がニアに囮に置き、ウェズレイがファーからヘディングで叩き込む。
駒野をフリーにさせるのがいかに危険か。
たったワンプレーのミスで失点しまった横浜FCが実感できたろう。

逆にやられたのが後半24分。
横浜FCの攻撃は3人がかりで左サイドを攻める。
サンフも3人ついてマークするが、ボールは奪取できない。
ゴール前はストヤノフと交代した槙野がカズについていたが、
ストヤノフが左サイドのカバーにつこうとしたところで、
滝澤が左サイドからクロスを上げる。
槙野のカバーリングは間に合わず、綺麗なクロスからカズのヘディングが決まり同点。
これで日本人最年長ゴールをまた更新されてしまった。
くやしいったらありゃしない。


■経験の差
試合を最後に決めたのは「つなぐサッカー」の経験の差。
森崎和のパスミスを、横浜FCが深い位置で受ける。
深い位置で受けたボールに寿人が猛然とプレスをかける。
うっかりワンバウンドで処理したボールを寿人が奪取。
こうなると守りようがない。
寿人はニアに詰め寄って、相手DFを自分に引きつけ、ウェズレイにパス。
ウェズレイが難なく決めて突き放す。

横浜戦で戸田が滝澤にやられたミスを、寿人がやり返す。
前回の仇は取った。


これで、少しは上を向いてプレーできるようになるはず。
次も頑張れ。

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2007年09月01日

カギは中盤

今日は横浜FC戦。

とうとう高木監督が解任され、新しい監督がやってきたわけですが、
監督が代わって助かったと感じてます。

高木監督のままなら、穴熊を思い出すガチガチのカウンターサッカーだったでしょう。
ひたすらゴール前を守って、相手のパスミスをカウンターに持ち込む。
で、数少ないチャンスをなんとかモノにする、と。

こういうチームを破るには、一対多の局面から抜くとか、
ピンポイントクロスに点であわせて走りこんでシュートとか、
超絶ロングシュートとか、個人技でどうにかする必要があります。

または、自分たちが集中力を高く保ちミスをしないプレーを心がけ、
相手の集中力が切れた瞬間を狙って先制点を奪取。
後は相手が堪え切れずに攻めだしてきたところを仕留める。
ま、こっちのほうが常道でしょう。

ただ、先日のFC東京戦じゃないですが、集中力を保つのがサンフは苦手。
中盤の低めでパスミスを結構やらかします。
そこを狙われてカウンターからの失点というのが多い。
広島での横浜FC戦もそれでやられたようなもんだし。

今度の監督はつなぐサッカーを目指すそうです。
「つなぐサッカー」。どっかで聞いたような単語だな。

前節の清水戦のコメントもミシャとそっくり。
ということは、横浜FCも中盤からのミスが増えるはず。
お互いの中盤がどれだけミスしないか。

中盤がカギを握りそうな試合になりそうです。
posted by まる at 11:19| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

選手に疲労を溜めないで

9/7,11に開催されるオーストリア戦、スイス戦のメンバーと、U-22のサウジアラビア戦のメンバーが発表になりました。

広島からは駒野、柏木、青山が選出されてます。はい。
前回と同様、A代表のFW陣は今日の試合後のようですが、おそらく寿人もよばれるでしょう。

強い相手と戦えて経験を積めるので、ありがたいことではあります。
でも、勘弁してほしい。

この4人は代表でも出場するので、コンディションを整える暇がない。
寿人は出場時間が短いせいもあり、そこまでパフォーマンスが落ちてないけど、
柏木、青山、駒野の3人は最近の連戦からパフォーマンスを落としてる。

柏木は危ない位置に顔を出す機会が減ってるし、青山のロングフィードもミスが増えてる。
駒野のクロスはピンポイントに飛ばないし、自分でシュートを選択しても枠に飛ばない。
駒野は最近のコンディションの悪さから呼ばれないことを期待してたのに…

もっと順位が下で、羽生、山岸、水野、水本と4人も呼ばれて、さらに巻も呼ばれそうな千葉に比べればマシか。
これで千葉が降格したらJFAどーすんだろ。
posted by まる at 10:23| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月29日

サンフレッチェ広島対FC東京

試合内容はこちらで。

■あれ?ストヤノフは?
横浜FM戦は引き分けたとはいえ、戸田がボランチで可能性を見せてくれた試合だった。
今節もウェズレイが出場停止なので、ストヤノフがCBで戸田がボランチと予想してた。
実際は戸田がCBでストヤノフは控え。代わりに高柳がボランチで出場。
なんでそんな謎な起用を…と思ってたけど、この選択がいかに苦渋の選択だったか。
後半にイヤになるぐらい理解した。


■必死のFC東京
現在4連敗中で後がないFC東京。必死さを感じられたのが前半開始直後。
高いラインから凄い勢いでプレスをかけてくる。
いきなり高い位置でボールを奪われて、危ない…と思ったシーンはなんとかこらえる。
その後はだんだんとサンフも落ち着いてきて守備が機能し始める。


■守護神不在の重さ
そのまま膠着状態になれば良かったけど、前半18分、梶山が遠い位置からのFKを見事に決める。
確かにコースは良かったけど、あれだけ遠ければ反応する時間はある。木寺に止めてほしかった。
思わず、下田だったらどうだったろうか…とは思わずにいられない失点。
もっと痛感したのは、後半9分の赤嶺との競り合い。
クロスに対し赤嶺と一対一。
体ごと押し込んでくる赤嶺に対し、手で取りにいった木寺が競り負けて失点。
ちゃんと正面から体で取りにいってればこんなことにはならなかったろうに。
プロとしてやってはいけない失点。

ここまではDF陣が頑張って機能していたので、木寺が試合を壊してしまった感がある。


■不甲斐ない攻撃陣
やはり、高柳に横浜FM戦の戸田のような働きを期待するのは無理というもの。
守備ではそこそこの働きを見せたものの、攻撃では真ん中の繋ぎ役が精一杯。
FC東京は駒野と服部への警戒が厳しく、真ん中で駒野が受けた瞬間に3枚ついたこともあった。
そうなると中盤を縦につないで運ばないといけないところだが、陽介がイマイチな点と、
ボランチの青山、高柳のサポートが弱いせいで、前で受けた選手がパスの出しどころに困る始末。
浩司はポジショニングはいいけど、プレーがイマイチ。
チャレンジングなパスの失敗からのカウンターが多かった。
DF陣も切り替えが大変だっただろう。

それでも前半終了間際にはFC東京にも疲れが見え始め、マークが甘くなる。
ここぞとばかりにゴールを狙うが、最後の精度がよくない。
寿人はシュートを撃てる位置でボールがもらえなかったが、
2点取られるまでの決定機の数で言えばサンフが勝っていた。
高柳はトラップミスでシュートを撃てなくなり、陽介、青山は決定機を外し、
浩司はフリーのヘディングを枠に飛ばさない。

連戦疲れはあるだろうけど、これはダメだろう。


■95分走れる体力はドコへ…
2点取られた後は点を取るしかなくなり、槙野を下げストヤノフを投入。続いて高柳を下げて平繁を投入。
これでポゼッションは上がるが、平繁投入あたりからサンフ攻撃陣に疲れが見え始める。
スペースへパスを出すのに誰も取りにいけない。
周りを見るほど体力に余裕がないから、適当にスペースへ出す。受ける側も体力がないからスペースへ走りだせない。
このパターンでどれだけボールを失ったか。
引いたFC東京に対し、ゴール前までほとんどボールを運べない。
結局、陽介がキーパーの好セーブで阻まれた以外に決定機らしい決定機を作ることができなかった。

体力のなくなってきた青山を下げて高萩を投入したあたりから、途中交代のストヤノフまで消え始める。
20分でバテるな!ストヤノフ!これじゃスタメンで使えるはずがない。

結局、後半終了間際の平山の高萩と森崎和がブロックに来た間を抜けたシュートで3点目。
その後のリスタート直後のクリアミスで4点目。
ストヤノフが疲労から最終ラインで奪われて5点目。
走るチームにとって、夏場はつらい季節とはいえ、スタミナの切れ方がひどすぎる。
95分走れるように鍛えてるんじゃなかったのか。

5点取られて負けたことよりも、決定機を作りながら1点も決められなかった中盤の方が今後の大きな課題。
また、疲労しているスタメン陣より役に立たなかったストヤノフ、高萩は猛省が必要。


■本日の課題
・控え選手の層を厚くすること
・ウェズレイ、寿人抜きで点が取れるようにすること
・駒野、服部へのロングボール以外に中央突破できる選択肢を増やすこと
・つなぐべきパスでパスミスをしないこと
・95分走り負けない体力を身につけること

なんか最近のサンフの課題が凝縮された試合だった。
posted by まる at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月28日

スポーツラーメンバー?

最近のサンフは槙野が好調なので、盛田が怪我から復帰しても居所があるかどうか不明です。

盛田も31だし、そろそろ引退かねえ。
引退したら宣言どおりにラーメン屋をやるんだろうか。

せっかくだからビッグアーチでラーメン屋台をひいてもらいたいところ。
そうなると、アウェー戦は暇になるという問題が…

そうか(ぽむ)。横川にラーメン屋を開いて、サンフを観戦できるようにすれば解決するじゃないか。
名付けて「スポーツラーメンバー」
サポーター達がラーメンを啜り、ビールを飲みながら、試合の行方に一喜一憂する。

…サッカーの試合なぞ観戦してたら、ラーメンが伸びること間違いなしだな。
posted by まる at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月26日

サンフレッチェ広島対横浜F・マリノス

試合内容はこちらで。

■新システム:3−6−1
今日はウェズレイの欠場もあり、中国新聞の予想どおりストヤノフがCB。
余った戸田がボランチにあがり、3−6−1のスタイルに変更。
これは現有戦力で最大のパフォーマンスを出す目的と、横浜FMのマークを混乱させる目的を兼ねた一石二鳥の布陣。


■駒野、しっかりしろ
前半ミシャの狙いは見事に当たり、寿人にはマークがつくが駒野への対応が遅れる。
おかげで駒野へのロングパスはよく通った。なのに本人の調子はいまいち。
フリーで上げたクロスが誰にも届かない始末。連戦疲れなのか。
今日はクロスの供給元というより、タメを作って展開するゲームメーカーな役割が多かった。


■戸田、大活躍
自サイトでもMFがやりたいと主張していた戸田。
実際にMFをやらせると主張するだけの仕事はする。

駒野の後ろに詰めて、プレスを受けた場合のパスの受け手になったり、
左右に大きく動いて、突破しそうな選手へ果敢にアタックしたり、
ボールを受けた後の精度の高い前線への配球など、
戸田のよさが目立った試合。
本人もプレーしていて気持ちよかったんじゃないかな。


■ロングボールからの崩し
ウェズレイがいないせいで、中盤のためが作れないことと、
横浜FMの中盤の早いプレスを警戒するせいか、今日はロングボールからの崩しが多かった。

前半12分、青山が出したロングボールを中澤がクリアミス。ゴール左前方へ転がるボールを寿人がゲット。
キーパーがコースを限定するべく出てきたところへ、ゴール前へ詰めていた浩司へパス。
浩司がゴールへ流し込んで先制。

前半36分のゴールにも寿人が絡む。
ロングボールを受けた左サイドから、寿人が突破に成功。PAの左手前で前を向く。
そこからファーサイドへパスを出したところを弾かれるものの、転がったボールは詰めていた陽介の前。
こぼれ球を陽介が右足で綺麗に決めて2点目。

寿人は後半ロスタイムにもキーパーと一対一でボールを受けるシーンがあったものの、
さすがに後ろを向いてのシュートは枠に飛ばなかった。

最近の課題だった2列目の得点を象徴するシーン。
相変わらずベストメンバーじゃないほうが強いのはなぜだ。


■木寺の奮闘
守護神、下田が連戦疲れで欠場のため木寺が出場。
試合で見るのは久しぶり。

一点目の失点はある意味仕方ない。
ゴール前、大島とストヤノフが競り合う。
大島がエルボーストヤノフの脳天へ叩き込む。
たまらず倒れるストヤノフ。
その間に大島はゴール前にフリーで詰め、シュートを決める。
本来カバーすべきストヤノフが倒れてれば、そりゃフリーになるわな。

二点目は、ちょっとくやしい。
田中隼磨のミドルシュートは、DFの間を抜けた形なので、
木寺から見づらかったのは事実。
でも、あと10cm手が伸ばせていれば両手ではじけていた。
そうすればゴールにならなかったのに。
危ないボールを結構防いでいただけに、二失点目は残念。

夏場の連戦ということもあり、最後は運動量が落ちてきて(浩司とか、陽介とか、駒野とか…)
足も止まりがちだったけど、連勝中、かつ苦手の横浜FM相手に引き分けとはよい結果かと。

次のFC東京、その次の横浜FC戦は勝負のかかった試合。
この2試合をしっかり勝ち取ってもらいたい。
posted by まる at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月23日

柏戦と大分戦の違い

ペトロビッチ「負けてはいたが、内容の危機ではなく、結果としての危機に過ぎなかった」
では、肝心の内容を検証してみましょうか。

■アタッキングサードでのパスミスの減少
高柳「シュートで追われるのであればどんどんシュートを打とうと思っていた。」

柏戦では、PA前でのワンタッチの横パス失敗からカウンターをやられるパターンが目立ったけど、
大分戦では無理なパスが減った。
危ないときはシュートではなくバックパスの選択も多かったので、
後ろへ下げすぎてるという見方もあるわけですが、守備が整う前にカウンターを受けるよりはマシ。

おかげで前線からの追い込みが機能し、守備に大きな破綻がなかった。


■DF陣による攻撃参加
青山に代わり高柳がボランチになったせいか、柏戦と比べDF陣の攻撃参加が増えた。
戸田や槙野が前線に上がることで、大分のマークを混乱させた。
それでも守備が破綻しなかったのは、DF陣が攻撃に参加している間は
浦和の鈴木啓太のように、高柳がDFラインと連動して守備をしていたおかげ。


■大分に攻撃イメージがなかった
鈴木慎吾「効果的な攻めになっていなかった。どうすれば相手が嫌なことをできるか、ということを考えてやらないと。」

槙野が梅崎を抑え込んだおかげで、大分の中央突破はほとんど見られなかった。
サイドに出してもマークがつき、クロスを自由に上げられない。
大分も後半から前俊を投入してこの局面を打開しようとしたが、
元チームメイトのクセを把握してるDF陣の前に突破できず、サンフにカウンターを与える始末。

柏は似たような状況で、フランサが下がってボールを受けたり、
誰もいないエリアに侵入してDFを引きつけたりと、崩しの動きを入れることで局面を打開していた。
この辺は個の能力の差かな。


■困ったときの駒野、ウェズレイ頼み
困ったときの組み立ては、ウェズレイに当ててタメを作るパターンと、
駒野の前に出すパターンの2パターンが最近のメイン。
どちらの試合もそれは変わらず。
攻めのパターンが単調なので、相手としてはマークしやすい。
もうちょっと中盤からの突破や、浩司、服部の左サイドを効果的に使う方法を考えないと。


■2列目の追い越す動きの不足
大分戦のハンジェはFW二人を追い越してマークを混乱させようと試みていたが、
他の3人は自分のエリア付近でのプレーに終始していた。

自分のプレーエリアだけでプレーしてるようでは、相手を混乱させることは難しいし、
2トップを抑えておけば大丈夫と思われてしまう。
勝負どころでは、浩司、柏木には前線に張りついて頑張ってもらいたい。


週末は好調な横浜FMが相手。
代表の疲労に負けず、大分戦のいいイメージを持ち越すことができるか。
posted by まる at 06:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする